事業アイデアを具体化する方法

事業アイデアを具体化する7つのステップ携帯囲い込みメール事業編

こんな悩みのある方に向けた記事です

・どうやってアイデアを具体化するのか分からない

・お金をかけずに、立ち上げる方法が知りたい

・誰も雇わずに事業を立ち上げる方法を知りたい

この記事を読んでいただくことで

・アイデアを0から具体化する7つのステップが分かるようになる

・お金をかけずに、立ち上げる方法が分かるようになる

・誰も雇わずに事業を立ち上げる方法が分かるようになる

・今すぐ、実際に具体化に向けて行動出来るようになる

ちょっと自己紹介

30万円持って上京し、事業をゼロから育て5.4億と2.1億の2回バイアウトに成功しました。また、マザーズ上場会社の社長も経験しました

ケーススタディ「携帯メール顧客囲い込み事業」

ケーススタディ「携帯メール顧客囲い込み事業」

ケースを見ながら話を進めていきたいと思いますが、私が実際に立ち上げた「携帯メール顧客囲い込み事業」を例にとって解説を進めていきましょう

この事業は携帯の一斉メール配信を使って、飲食店さんなどがお客様に即座の連絡が出来、囲い込みが出来るというシンプルな事業で18年前に立ち上げました。

ですが、18年経過した今も中心機能はメールではなくなり、毎日スクラッチなど新しい機能が中心になっていますが、収益はまだ継続して伸びて2500店舗に導入されるに至っています。

事業を立ち上げる7つのステップとは

Step1:事業アイデアを考える

Step2:画面例を作成する

Step3:プログラマに依頼する

Step4:webサイトなど作る

Step5:料金設定する(事例では3800円/月と6800円/月)

Step6:代理店募集し販売する

Step7:イベントに出展する

になります。一つずつ見ていくことにいたしましょう。

Step1:事業アイデアを考える

別の記事でも解説しましたが、事業選定3つのポイントに沿って考えることになります。

1.市場のある事業

2.継続収益

3.粗利8割

が3つのポイントですね。

では、今回の携帯メール顧客囲い込みシステム事業のケースで考えてみると、

1.携帯メール幅広く使われており、それを使ったマーケティング事業もたくさんあります。「市場のある事業」といえます

2.利用料は月額で頂くため、継続収益とも言えます

3.コストはサーバ代だけですので、「粗利8割」もなんなくクリアです

以上から、携帯メール顧客囲い込みシステム事業は、事業選定3つのポイントのいずれも満たすといえます。

Step2:画面例を作成する

次に、思いついた事業の概要を図や文字でまとめていくステップになります。

パワーポイントでいいので、画面はこんな感じに推移するというものを作ります。

システムで実現可能かどうかなどはこの際は考えなくていいと思います。

パワーポイントの扱いが苦手な方はノートに書き記すなどでもいいと思います。

Step3:プログラマに依頼する

先ほど作成したパワーポイントの資料などをプログラマーに渡し、見積もりを依頼します。

今回のメール配信システムくらいであれば、既に開発経験ある方を探せば10万円ほどで出来たりすると思います。以前のソースコードなどがあり、工数は随分少なく済むからです。

・クラウドワークスなどを使うと、優秀で安くやっていただける会社を見つけることが出来ます。

Step4:webサイトなど作る

システム開発と並行して進めないといけないのが、サービス内容について紹介するwebサイト制作です。

こちらはWebデザイナーに発注することになります。今はwordpressなどのソフトがありますので、基本部分は全部自分でやって、それからデザイナーにロゴのデザインくらいだけをお願いしてもいいと思います。

 やはりクラウドワークスなどのマッチングサイトで募集することになると思います。

Step5:料金設定をする(ケースでは3800円/月と6800円/月)

いくらに料金設定をするかは本来はとても大事な問題です。

とはいえ、最初の段階であまり考えすぎてもうまく行かないので、最初は安めでスタートして後で上げていくことにされるといいと思います。

最初の募集時は、サービス開始キャンペーンにつき、先着100社はモニター価格にてお申込み頂けますといった形でスタートし、その後、軌道に乗ってきたら、いくつか機能を追加するなどして、その後にお申込みになるお客さまからは高い値段を適用するなど柔軟に対応できます。

携帯メール事業のケースですと、当時3800円と6800円の2つのプランでスタートしました。そして、今は19800円に値上げになっており、3800円のプランはもはや消滅しています。

Step6:販売代理店を募集し販売する

会社を立ち上げてすぐの時は営業マンなどもちろん雇えませんので、webサイトで販売する、あるいは他社に販売代理店になって売ってもらう方法が考えられます。

Webサイトで販売する方法はまた別の機会に解説したいと思いますが、販売代理店の募集は効果的な手法になります。

とはいえ、どうやって販売代理店になってくれる会社を募集するのか?また、契約書ってどんな感じにすればいいのか?疑問が湧いてくると思います。

私は、異業種交流会やwebで販売代理店を募集しました。

割と毎月継続的にコミッションが入ってくるという部分で魅力があるらしく、多くの方が販売代理店になっていただくことが出来ました。

次に、販売代理店の契約書ですが、webで検索すると、そういった契約書のひな形などを見つけることが出来ます。

これらを見て、自分のイメージ通りに手直しして、それから必要があれば弁護士さんなどにチェックして頂くといいでしょう。

ゼロから契約書作成をお願いすると10万円では済まないかもしれませんが、原稿を作った上で、チェックをお願いする程度でしたら、数万円でやってくださると思います。

 販売代理店の契約書で大事なのは、自社は何があっても責任はない、あるいは限定されているという点です。それ以外は正直小さな問題だと思っています。

Step7:展示会に出展する

ある程度事業が軌道に乗ってからですが、池袋で年に二回ほど開催されているプレミアムインセンティブショーなどに出展しました。

通りがかりの人に携帯メールを登録して頂いて、返信メールで何等があたったという結果を返す、携帯メールくじ引きにしました。これは結構人気を博し、自社のブースに人だかりが出来ました。

展示会はちょっとしたブースを借りるのにも50万円ほどかかりますので、ある程度の顧客基盤が出来た後でないと出展は厳しいと思います。私は開始後2年目くらいから出展したと記憶しています。

まとめ

事業アイデアを具体化する7つのステップについてのまとめです

Step1:事業アイデアを考える

Step2:画面例を作成する

Step3:プログラマに依頼する

Step4:webサイトなど作る

Step5:料金設定をする(3800円/月と6800円/月)

Step6:代理店募集し販売する

Step7:イベントに出展する

この7つの順番で行って行きました。

もちろん、今回はケーススタディーですので、立ち上げる事業の種類によっていろいろ変わってくることは言うまでもありません。

いかがでしたでしょうか?

今回の記事で

・アイデアを0から具体化する7つのステップが分かった

・お金をかけずに、立ち上げる方法が分かった

・誰も雇わずに事業を立ち上げる方法が分かった

・今すぐ、実際に具体化に向けて行動しよう

ここまでお読みいただきありがとうございました。

起業家に幸あれ!